アレルギーといえば蕁麻疹と花粉症です。この原因と治療についてのサイトです。
アレルギー(独 Allergie)とは、元来免疫反応とは、外来の異物(抗原)を排除するために働く生体にとって不可欠な生理機能なのですが
特定の抗原に対して必要以上に異常な免疫反応が起こることをアレルギーと言います。
現在の医学ではアレルギーが何故起こるのか、またその原因は何なのかは確定出来ていませんが、抗原に対する過剰な曝露とか遺伝などが
原因になりうると考えられています。
アレルギーを引き起こす、環境であるとか、物質をアレルゲンといいますがこのアレルゲン自体は全く無害な物質であることが多く、
通常の人の生活では何ら害を及ぼすものでは無いのが特徴です。
アレルギー性鼻炎(花粉症) とか蕁麻疹 や喘息などのように外部からの抗原に対し、免疫反応が起こる「アレルギー疾患」とリウマチ や
膠原病のように患者自身の体を構成する物質を抗原として、免疫反応が起こり障害や炎症を起こす「自己免疫疾患」があります。
2)花粉症植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することで引き起こさる、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの特徴的な症状が「花粉症」です。
遺伝が要因とよく云われますが、体質遺伝(いわゆるアレルギー体質)は確かにあるようで、両親ともアレルギーではない場合で子どもが
アレルギーになる率は26.7%、両親ともアレルギーの場合は57.4%、母親または父親がアレルギーだと44.8/44.1%との報告数字があります。
現在の日本ではスギ花粉によるものが殆どであり、単に花粉症といった場合、以前はスギ花粉症のことを指していたのですがヒノキ、や豚草まで
仲間入りしてきています。
イラクサ(蕁麻)の葉に触れると痒みを伴う発疹が出現するために同じ症状の発疹もこの名で呼ぶようになったのだそうです。
症状は皮膚の灼熱感・かゆみを伴う発疹がでます。数分〜数時間で消退することが多いですが、発作的に反復して発疹が起こることもあります。
発疹の特徴として、軽度の膨らみをもった「みみず腫れ」を特徴とし、医学用語では膨疹(ぼうしん)といいます。
またこの膨疹は気道内にも出ることがあり、この場合は、呼吸困難を併発して死にいたることすらあります。
なかでもよく経験する食物性の蕁麻疹は原因になる食物を食べてから殆どが30分以内に起こります。アレルギー性蕁麻疹の一つでサバなどの生魚
で起きる場合が多いのですが、生魚が古くなって醗酵しヒスタミン性の物質を作るためとされていますが、新鮮なものでも起きる場合もあります。
また、その食物そのものに対してはアレルギー反応がなくても、消化器官で代謝された代謝産物に対してアレルギー反応をもっている場合も多く
食べ過ぎ・飲みすぎ・風邪による感染性の胃や腸に炎症があると、体にとって異物とみなされる不純物(抗原物質)が吸収され蕁麻疹が出やすく
生じやすくなるということもあり、アレルギー反応だけでおきるのではなく、何らかの別の要因が加わって生じることも多いとの報告もあります。
また薬剤によるアレルギーも薬剤摂取後30分以内に起こるのが普通で、抗生剤・NSAIDのよる場合の頻度が高く、2・3年以上続く慢性蕁麻疹では、
膠原病や内臓疾患を合併していることが多々あります。
抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬を服用または注射するのが一般的な治療です。
外用剤には、抗ヒスタミン製剤のレスタミン軟膏や、ステロイド外用剤が効果があります。
発疹が強い場合、強力ネオミノファーゲンシーが奏功することがある。一般に「キョウミノ」と略され頻繁に使われる。
発疹が長時間断続的に次から次に出現する場合や症状がひどい場合、ステロイド剤のほうが効果があります。
血圧低下などのショック症状があれば、エピネフリン(商品名:エピペン)の注射が必要になります。
呼吸困難を合併していれば、気管挿管などの気道確保が必要ですので、いずれにしても医師にまかせるべきです。